看護師の失敗しない転職方法〜紹介してもらう編〜
看護師の転職方法には自分で求人を探して応募する以外にも「紹介してもらう」という選択肢もあります。紹介してもらうという選択は「時間がない方」や「転職方法がよく分からない」、「専門家に任せたい」という方にお勧めです。
紹介してもらうには大きく3つの方法がありますので、実際に転職活動をする前の参考にしてください。
看護師求人を紹介してもらうには
看護師求人を紹介してもらう方法としては「知人からの紹介」、「ナースバンクからの紹介」、「人材紹介会社に登録する」といった方法があります。看護師求人を紹介型で進める場合は時間が省ける上に、自分では気づかない、知らない求人やリアルな情報を得る事ができます。一方で紹介してくれる人、機関によって質が様々です。
知人からの紹介
個人的な知り合いや病院関係者からスカウトで求人とマッチングする方法です。信頼できる知人であれば問題ありませんが、中途半端に進めてしまうと転職後のトラブルも起きやすいので要注意です。
メリット
- 自身の性格を理解した人間が紹介してくれる求人が多い
- 普通に応募するよりもスムーズに事が進む
デメリット
- 紹介を断った場合や、転職後にトラブルがあった場合に紹介してくれた人に迷惑がかかる事がある
- 転職後に退職をする場合、関係者に迷惑がかかる
ナースバンクを活用する
ナースバンクは看護師協会が運営している転職紹介です。看護師協会のハローワークのイメージを持っていただいていいでしょう。
メリット
- 看護師協会が運営しており、相談役は基本全てが看護師経験者なので相談しやすく安心感がある
- 指定病院であれば看護師研修や就業相談などを利用できる
デメリット
- 転職の専門家ではないため、転職先がマッチングしないケースがある
- ナースバンクの利用時間が平日の昼間から夕方までと限られており、利用しにくい。
- 紹介依頼の方法などによっては1週間の待機時間が発生する事があり、スピーディーに事が進まない。
人材紹介会社を活用する
最近は人材紹介会社を経由して転職する方が急増しております。大手の会社もテレビCMを放送するなど看護師専門 人材紹介会社の認知度もアップしています。
中には転職決定後に転職祝い金を受け取れる会社もあるので気軽に利用してみましょう。
メリット
- 非公開求人といった一般には公開されない人気求人を紹介してもらえる
- 各病院のリアルな環境、転職者や従事者からの情報量が多い
- 転職の専門家が履歴書の書き方や面接対策、面接後の年収交渉、労働条件交渉なども代理で行ってくれる
- 転職決定までのスピードが早い
- 現職の退職までフォローしてくれる
デメリット
- 看護師専門の人材紹介会社数も増えてきており、どこを選んでいいか難しい。
- 悪質な人材紹介会社の場合、条件にマッチしていなくとも病院を勧めてくるケースがある
- 人材紹介会社の担当者によって転職成功の確率が大きく異なる
- 内定までのスピードが早く、自分のペースでは転職活動ができない
まとめ
紹介してもらう、探してもらうという方法は転職活動の時間が省けるので効率的に転職活動をする事ができます。一方で、どの方法をとるか、相手の質、といった点で転職が上手くいくか左右されがちです。
ここ数年で人材紹介会社を活用するケースも増えてきており、どの紹介会社が良いかというリアルな口コミも増えています。
一度ご自身で調べてから利用するよう注意して進めましょう。